※ご注意を※革財布の「日本製」には3つの意味が!?
革財布において「日本製」は価値を感じる魅力的な要素のひとつです。ただ、注視が必要なのが「日本製」という言葉の使い方。実は、「日本製」には3つの意味が存在しているのです。
目次
革財布の「日本製」の意味をしっかり理解しておきましょう!
一般的に、革財布の価値をはかる指標には、いくつかの要素が存在しています。
- ブランド名
- 革素材種類
の他に
- 日本製
という要素があります。
「日本製」というカテゴリーに対して、「丁寧な作り」「耐久性の高さ」「丈夫さ」「細部の造りの美しさ」などが価値観要素となっていたりします。
しかし・・実は「日本製」という言葉には要注意!
「日本製のメンズ革財布」「メンズ革財布(日本製)」という表記には、『3種類の意味』が存在しているからです。それが・・。
- 日本の企業・ブランドが創出している革財布
- 日本国内で生産された「革素材」を使用している革財布
- 日本の革職人が仕立てた革財布
です。
上記のいずれを意味しているのかによって、革財布としての価値・特徴が大きく異なることに。
日本の企業・ブランドが創出している革財布
「日本製」という表記にて、一番多くの意味で使われているのが「日本の企業・ブランドが創出した革財布」であることです。
革財布以外にも、多くの物品にて「日本製」と表現されていますが、それらの多くも「日本ブランドであること」が示している場合が多いように思います。
ただ、「工業製品」と「革財布」の場合は、実体して注意すべき要素が内在しているんですよね。それが・・。
*日本の企業・ブランドの商品であったとしても、それが「海外(革財布の場合は中国などアジア圏にて縫製)で作られたもの」が含まれているということ
です。
誤解が無いようにしていただきたいのは、「海外で作られた商品だから注意が必要」という意味ではありませんよ。
「日本製」という言葉の意味及び価値に対して、「海外で作られた商品」の場合は、その言葉の意味にふさわしくない&価値が無い(特徴が異なる)ことになることに注意が必要ということです。
「工業製品」に関しては、特に「国内で生産されている」ことと「海外いで生産されていること」に大きな特徴さ(価値観差)はありません。
しかし、「革財布」においては別で、単に形を形成する(財布を作る)ということだけでなく、そこに「丁寧な縫製」「細やかな配慮」などが含まれているかどうかに大きな付加価値が付くからです。
*「日本国内で作られている」ことと「海外で作られている」ことに特徴の差(価値の差)が存在しているのです。
日本国内で生産されている「革素材」を使用している革財布
おそらくは、特別な意図があってのものではないと思うのですが・・。日本国内で生産された国産革素材を使用して作った革財布であることを表現する上で、「日本製」と表記しているケースが存在しているのです。
本当は誤解が無いように
- 日本製の革素材仕様
- 国産革素材仕様
と表記すべきなのですが、簡素化表現してしまっているのでしょうね。
まあ、あまり多く存在しているケースではありませんので、さほど気にする必要はないのかもしれませんが・・。
*「国産革素材」を使用した「中国縫製」の革財布も存在。そんな中で「日本製」と表現されているアイテムが存在していることには要注意かと。
革財布としての特徴が異なりますからね。
日本の革職人が仕立てた革財布
本当の意味で「日本製」を意味しているといいますか・・「日本製」であることの「特徴・価値」を示しているのが「日本の革職人が仕立てた革財布」であることです。
日本の革職人が仕立てたすべてのアイテムが同じ様な価値を有しているわけでは、もちろんありませんが・・
- 丁寧な仕事
- 細部の細やかな作りと配慮
などが革財布として「価値」を創出しています。
上記のような価値を重要視している日本革ブランドも多くなっており、現在人気の主流となっているのが、「日本の革職人技術を活かした財布作りをコンセプトとしている日本革ブランド&革工房」となっています。
※参考記事:おすすめの長財布(メンズ)!個性的な革工房のLONG-WALLET【21選】
「日本製」であることに価値を感じているのであれば、この「日本の革職人仕立ての革財布」を重視していただければと思います。
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