無二「MWL01ML」フラップ長財布

2021年5月30日コードバン

オイルコードバン仕様の長財布「MWL01ML」の商品概要！

「MWL01ML」は、革職人・宮崎泰二氏が自ら立ち上げた革工房「無二」の作品。表革にオイルコードバン
・内革にイタリアンショルダーを使用して仕立てられた「札入れタイプの長財布」です。

フォルムデザインとしては、スタンダードを踏襲していますが、ディテール・デザインなど細やかな部分にセンシィティブなデザイン性を感じさせてくれます。

無二「MWL01ML」にて、ディテールの美しさが際立つのが「美しいコパ磨き」です。

革財布の「コパ処理」は、職人の技量と共にセンスが表れる部分なんですよね。コパ処理の方法にも、いくつか種類があり、財布全体の印象にも大きな影響を与える要素となっています。

「MWL01ML」の”コパ”は、「厚み」「丸み」「艶感」など総合的なバランスがとても美しいんですよね。

正直、「厚みのありすぎるコパ・デザイン」だと、”野暮ったい”印象を受けてしまい、コードバン財布なにらではのセンシィティブな美しさが無くなってしまいますので。

無二「MWL01ML」は、札入れタイプの長財布として、高い収納力を有しているアイテムと言えそうです。

個人的には、やはり「カードポケット　10か所」が配置されているのが、嬉しい要素と感じます。コードバン財布をスマートに使用していく上で、正直「小銭入れポケット」は不要ですからね。

その代わり、「カードポケット数」が多いことは、とても実用的な機能性となります。

「札入れスペース」が2か所ありますが、ひとつが「マチ付きスペース」に。もうひとつが「マチ無しスペース」となっています。いろいろと”使い分け”が出来そうですね。

無二「MWL01ML」最大の機能的ポイントとなるのが『ハンドステッチ（手縫い）』にて仕立てられているということです。

実は、「手作りの革財布」といっても、そこには、「ミシン縫い」と「ハンドステッチ（手縫い）」という二つの方法が存在しているのです。

「ミシン縫い」の場合は、「早く仕上げることができる」ことが利点となります。多くの革財布を縫製するには、必然的にミシン縫いでないと厳しいことに。

対して、「ハンドステッチ（手縫い）」は、縫製の仕組み（形状）そのものに大きな違いがあって、「ミシン縫い」と比較して、『縫製強度が断然高い』ものとなります。

一か所が「糸が切れた」時に、ミシン縫いの場合は、解れがどんどん広がっていってしまうんですよね。解れ広がりが財布の型崩れにも繋がることに。

「ハンドステッチ（手縫い）」の場合は、この「解れの広がりが無い」のです。ゆえに、革財布として、とても耐久性の高いアイテムとなるのです。

無二「MWL01ML」は、外装と内装の「素材対比」と「色対比」が特徴となっており、とても魅力的な要素となっています。

特に、「漆黒と真紅」の色対比は、長財布を見開いたときに、衝撃的に感じられるもの。大人の男性の”遊び心”を刺激してくれる要素に。

外観だけなら、オイルコードバンならではの”シックな佇まい”が感じられるスタンダードな長財布としての印象を受けるもの。

”イメージ・チェンジ”が個性的な魅力ポイントに。

無二「MWL01ML」に使用されている”オイルコードバン”は、姫路市を拠点としているタナリー「新喜皮革」がなめし加工を行った、貴重な国産CORDOVANです。

CORDOVAN素材を”なめし加工”をすることができるタナリーは、世界的にもほんの僅かと言われているほど希少な存在。

シックな風合いの中に、美しい色景色を感じさせてくれるオイルコードバンとなっています。

Posted by m-wallet

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