水染めコードバンの特徴&おすすめCORDOVAN財布

コードバン

水染めコードバン

近年では高級革素材に位置づけられるCORDOVAN。”水染めCORDOVAN”はCORDOVAN素材を代表する革素材です。

そんな水染めコードバンの魅力と特徴及びおすすめの水染めコードバン財布をご紹介いたします。

水染めCORDOVANの特徴と現況

CORDOVAN原皮

現在CORDOVAN原皮の新規採取量はわずかなもの。昔からストック(塩漬けストック)されてきている原皮を少しずつ活用している状況です。

ゆえに、世界的にCORDOVAN素材の生産量も少なくなっており、なめし加工を行えるタナリー(革工場)も、ほんの数える程度が存在するのみ。上質なCORDOVAN素材はとても入手困難な革素材となっているのです。

現在、本格的にCORDOVANを生産(なめし加工)しているのは、北米の一部エリア(ホーウィン社)と日本(兵庫県姫路市、長野県飯田市)のみと言われています。

生産数は少数ですが、英国のタナリー「クレイトン社」でも、CORDOVANを生産しています。

北米のタナリー「ホーウィン社」では、オイルコードバン(シェルコードバン)とナチュラルコードバンを中心に生産しています。

上質な”水染めコードバン”を生産しているのは、日本( 兵庫県姫路市、長野県飯田市 )が中心的な存在となっています。

その他、生産量は少ないものの、上質な水染めコードバンが作られているのは下記のみかと。

  • フランス
  • スペイン
  • イギリス(クレイトン社)

上記以外の水染めCORDOVANは、低品質の可能性がありますので要注意と考えておきたいものです。

水染めCORDOVANの魅力!美しい光沢感

CORDOVAN

水染めCORDOVANの最大の特徴であり、魅力となっているのが「ナチュラルな美しい光沢感」です。

「塗装(染色)」「塗膜」「オイル」などによって、作られる艶とは異なり、水染めCORDOVANの艶は、革表面を磨き上げることによって創出される革の自然な光沢感なのです。

これは他の革素材には無い特徴的な要素。

CORDOVANは一般的な革素材に存在している「銀面」と呼ばれる革層が無く、革の繊維層のみで構成されています。

それゆえに、革表面を削ったり、磨き上げることが可能なのです。

革繊維が磨かれることによって、美しい艶が創出されるのです。

”水染め”とは”アニリン”と呼ばれる染料を使用して、革を染め上げる仕上げ方法のこと。”顔料”とは異なり、革表情を隠してしまうことなく、透明感のある色合いとなるのが特徴です。

水染めCORDOVANは別名「アニリン染めCORDOVAN」とも呼ばれています。

当面感のある染色(アニリン染め)だからこそ、コードバン表面を磨き上げた時の光沢感が革表情に表れることに。

コードバン素材にも、いくつか種類がありますが、最高の艶感を有しているのが「水染めコードバン(アニリン染めコードバン)」なのです。

水染めCORDOVANのデメリット。水シミ

水染めCORDOVANに限らず、大半のコードバン素材(蝋引きCORDOVANを除く)に共通した特徴(デメリット)となるのですが・・。

  • 水滴の付着(雨水の付着など)に弱い(水しみが出来やすい)

のです。

それは、CORDOVAN素材には”銀面が無く”、床面(革繊維層)のみで構成されている革素材だから。

水滴が付着するとすぐに、革繊維内に水が浸透してしまいやすいのです。

ですから、水滴が付着した時には、すぐに、こちらの革財布専用の布クロスなどで水滴を拭き取るようにしましょう。もちろん、ティッシュなどでもいいので、すぐに拭き取るのが重要なポイントとなります。

水染めコードバン財布の経年変化について。

巷のWEB情報などにて、「水染めコードバン財布の経年変化」を魅力として取り上げられているのを良く見かけるのですが・・。

私の意見としては、「水染めコードバン財布は、経年変化を求めるものではない(それほど美しい経年変化ではない)」と考えています。

オイルコードバンやナチュラルコードバンは、経年変化を楽しめるCORDOVANなのですが、水染めコードバンは、”光沢感”が命だと考えています。

ゆえに、時間経過と共に水染めコードバン財布の”光沢感”が失われていくのは、美しい変化(魅力的)とは言えないと思うんですね。

水染めコードバン財布は、やはり輝かしい艶があってこそ、魅力的だからです。

ですから、基本的に”水染めコードバン財布”は艶が失われたときが買い替え時と考えています。

慧音な変化の美しさを求めるのであれば、”オイルコードバン財布”をおすすめいたします。

  1. 世界最高峰のオイルコードバン「シェルコードバン長財布」

おすすめの水染めコードバン財布

一般市場では、”水染めコードバン財布”と名付けられた偽物・粗悪品が多数流通しています。

  • 本来商品化に値しない低品質なCORDOVAN素材を使用。
  • 普通の馬革素材を水染めCORDOVANと称したもの。
  • 牛革をベースとして、水染めコードバン風の表面仕上げを施したもの。

CORDOVAN素材は、希少で高級な革素材です。上質な水染めコードバンを使用して仕立てられた革財布が安価なわけがありません。

長財布であれば、最低でも「¥25,000円以上」。上質な水染めコードバン長財布となれば「¥35,000円以上」がひとつの目安となります。

ここでは、上質な水染めCORDOVAN(日本製)を使用して、日本の革職人が仕立てた高品質な水染めコードバン財布をご紹介したいと思います。

HERGOPOCH(エルゴポック) 水染めコードバン長財布「CVW-WTL」

HERGOPOCH(エルゴポック) 水染めコードバン長財布

こちらは、日本革ブラント「HERGOPOCH(エルゴポック)」が創作している 水染めコードバン長財布「CVW-WTL」です。財布の詳細レビューはこちらの記事内(最新※おすすめのスリムデザインコードバン財布ランキング)に記していますので、ご参照いただければと思います。

  • ブランド:HERGOPOCH(エルゴポック)
  • 素材:水染めコードバン・ヌメ革
  • 色彩:ブラック、ブラウン、ネイビー
  • 価格:¥52,920円(税込)

ココマイスター(COCOMEISTER)水染めコードバン長財布「ハイフライヤー」

ハイフライヤーのデザイン性

最上級な水染めCORDOVAN(マイスターコードバン)を使用した、ココマイスター(COCOMEISTER)のスリムデザイン長財布「ハイフライヤー」です。詳細レビューはこちらの記事(水染めコードバン財布「ハイフライヤー」)に記していますのでご参照ください。

  • ブランド:COCOMEISTER
  • 素材:水染めコードバン
  • 色彩:ブラック、ボルドーワイン
  • 価格:¥67,000円(税込)


CIMABUE graceful水染めコードバンラウンドファスナー長財布 「C15194」

CIMABUE graceful「C15194」は、国産水染めコードバンを使用して仕立てられたラウンドファスナー長財布です。 「C15194」の商品レビューはこちらの記事( CIMABUE graceful水染めコードバン・ラウンドファスナー長財布「C15194」 )にて記していますので、ご参照いただければと思います。

  • ブランド:CIMABUE graceful
  • 素材:水染めコードバン(国産)
  • 色彩:ブラック、ワイン、ネイビー、グリーン
  • 価格:¥49,680円(税込)

併せて読みたい「コードバン財布」記事

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