【評判・感想】シェルコードバン・スタンフォード(長財布)
COCOMEISTER(ココマイスター)の”シェルコードバン・スタンフォード(長財布)”の感想と評判をご紹介。
シェルコードバン・スタンフォード|COCOMEISTER
●ブランド:COCOMEISTER
●素材:シェルコードバン(オイルコードバン)
●色彩:ブラック、ボルドーワイン、ウィスキー、ネイビーブルーなど
最新情報
現在「シェルコードバン・スタンフォード」には、新色(ブルークリスタル:2022年9月2日販売開始)を併せて下記「7色」のラインナップが揃っています。
・ブラック・ボルドーワイン・ネイビーブルー・ウイスキー・グリーンベレー・ディプレイク・ブルークリスタル
スタンフォードの評価
”スタンフォード”を実際に手に取って、チェック。「革の目利き」の経験も活かしつつ、素直に感じた”思い・感想”を記してみたいと思います。
スタンフォードの「デザイン」
●スタイル:フラップデザイン長財布
●マチ:ササマチデザイン
年々希少性が増すとともに、価格が高騰傾向となっている高級革素材”CORDOVAN”の中でも、最高峰に位置づけられているのが「ホーウィン・シェルコードバン」です。
”シェルコードバン”は、北米に拠点を有するホーウィン社が創出しているコードバンの素材名。革素材としては、”オイルコードバン”となります。
そんな”シェルコードバン”は、ホーウィンが認可した革ブランド&革工房以外は、使用できない(革素材が入手できない)革素材。シェルコードバンを取扱うことが出来る革ブランド&革工房は良質な証ともなっています。
こちらは、高級革素材シェルコードバンを贅沢にも無双仕様(表革だけでなく、内革も同じ革素材を活用した仕様)にて、仕立てた長財布「スタンフォード」。
耐久性の高いCORDOVAN素材を貼り合わせることによって、作られていますので、しっかりとした重量感が感じられるデザインとなっています。
無双仕様の場合、少々”厚み感”が増すデザインとなるもの。スタンフォードも革財布ならではの存在感のあるフォルムスタイル。スタンダードデザインの長財布として、高いクオリティーを感じさせてくれます。
スタンフォードの「機能性」
●カードポケット:14か所
●フリーポケット:2か所
●札入れスペース:1か所
●小銭入れ:1か所
”カードポケット”が14か所設けられているのは、大きな特徴と言える要素。カード類を多く収納するためには、革素材の強度と耐久性とともに適度な硬さも必要な要素となるものです。
”柔らかな革素材”で仕立てられていると、カードを多く収納した時に、カードの破損が生じやすくなってしまうからです。
スタンフォードは、財布として形をしっかりと維持する力を有した長財布。”中身の保護力”に長けているのが機能的な特徴となっています。
カード類を多めに所持しておきたい人にとって、最適な長財布となるのではと思います。
内装も”シェルコードバン”で仕立てられていますので、「小銭入れポケット」も丈夫な作りとなっています。
でも・・。私だったら、やはりコインはポケットに収納せず、「小銭入れ」を別に用意して活用します。だって、せっかく、こんなに上品な内装となっているのに、コインによる「跡」が付いたりしたら嫌じゃないですからね。
スタンフォードの「風合い(革風情)」
●大人の男性ならではの魅力を引き立てる長財布。
●落ち着いた艶感
●エグゼクティヴな財布に
●革財布としての高いステータス
天然オイルを皮繊維内に浸透させることによって、創出される”オイルコードバン(シェルコードバン)”は、高級感と落ち着いた佇まいを感じさせてくれるのが特徴。
シェルコードバン長財布「スタンフォード」も、大人の男性ならではの魅力を引き立ててくれる長財布となっています。
最高峰のステータスを有する革財布に。ビジネスシーンにおいても、エグゼクティヴな風情を感じさせてくれる長財布として、存在感を示してくれそうです。
シェルコードバンを無双仕様にて仕立てていることから、新品時は、「財布の開閉」や「カード類の出し入れ」に少々堅さを感じるといいますか・・スムーズさに欠ける印象があります。
しかし、これは、1年程度使用することで解消されるもの。自分好みの長財布を育てる意識を持ちたいところです。
ホーウィン・シェルコードバンの「色ムラ感」
「スタンフォード」に使用されている”シェルコードバン”は、天然オイルを使用して作られる「オイルコードバン」。
オイルコードバンならではの、”色ムラ感”がアンティークな魅力を創出してくれているんですよね。
「スタンフォード」の内装にも感じられる”高級感”
それは、スタンフォードの内装に表れています。財布を開いたときに感じる「落ち着いた風情」と「渋みのある光沢感」。
それが”高級感”と”気品”に繋がっているものと感じています。
実際、「革の風情」と「仕立ての良さ」だけで、これだけの高級感&上品さを感じさせてくれる長財布は、あまりありませんので。
内装「真鍮ファスナー」の美しさ
シェルコードバンの極め細やかな革表情と内装の真鍮色ファスナーとの組み合わせも、「高級感」を増してくれる要素となっています。
ファスナーも世界基準の「YKK製」でした。
「スタンフォード」は、現在、とても入手困難なアイテムとなっています。
年々「CORDOVAN」は、入手困難となっています。
ほとんどのCORDOVAN仕様財布が、「原皮が入手できた時に製作される」といった状況なんですね。
コードヴァンの中でも最高峰に位置づけられている「ホーウィン・シェルコードバン」は、尚更、原皮自体の入手が難しくなっています。
それゆえに、人気の「スタンフォード」は、常時”在庫なし(売り切れ)”の状態。商品が再入荷されたときが、唯一アイテム購入できるチャンスとなっています。
ですから、「スタンフォード」の購入を望むのであれば、現在、必須となっているのが公式HP内での『販売お知らせメールへの登録』です。
こちらから「スタンフォード」の公式HPに行くと、上記イメージのような位置に「販売お知らせメールへの登録フォーム」がありますので、まずは、「メール登録」をしておくと良いかと。
そうすると「再入荷の日時」が決まったときに、”再入荷のお知らせ”がメールで届きますので、再入荷時間に合わせて、公式HPを訪れていただければ、購入できる可能性が高まりますので。
こちら「スタンフォード」の公式HPから「お知らせメール」の登録を。
スタンフォードの評判(口コミ)
実際に、スタンフォードを購入した方の口コミ・評判(購入に至った経緯など)をご紹介したいと思います。財布の購入判断のご参考にしていただければと思います。
シェルコードバンスタンフォードのネイビーブルーを購入してから8ヶ月が経ちましたが、型崩れすることもなく、快適に使用し出来てます。
外はネイビーブルー、内がボルドーワインというカラーも気に入っていますが、最近、外側の手の脂汚れが気になってきたので、長く付き合うために、メンテナンスが必要だと感じてきました。
ココマイスター には、製品に合ったメンテナンス用品も揃っているので、色々と調べて、購入したいと思います。
実際に手に取ってみると期待した以上の長財布です。縫製や木端が丁寧に製作されているいるのは勿論のこと、ファスナーのスライダーで財布の革にキズがつかないように引手の部分にも工夫があり、長財布の機能を満足しつつもプラスアルファのサプライズがあり、デザイナーや製作者の思いが伝わってくる長財布です。
Webページでも紹介されているように内外装ともにシェルコードバンで製作されており、また無駄なポケットが無いことから、使い勝手のよい長財布に仕上がってます。
カードポケットはコードバンということもありカードの出し入れは若干硬いかなと思いますが、これまで使っていた長財布と比較しても同じようなものかなと思いました。
ファスナーのスライドは新品ということもあり多少の引っかかりがありますので、蜜蝋を薄く塗って数回スライドさせると滑らかになります。一生ものとしてエイジングを楽しみながら、大切に使わせていただきます。素晴らしい財布をありがとうございます。
ネイビーを購入しました。店舗に問合わせても品切れ状態だったので、ホームページで販売お知らせメールに登録して再販を待って購入することができました。
丁寧な梱包でとても満足しています。コードバンの独特な手触りがとても心地良く気に入っています。
ネイビーとボルドーのコントラストが綺麗で飽きずに見ていられます。これからどのような経年変化していくかがとても楽しみです。はじめての長財布ですが大切に使っていきたいと思います。
ボルドーワイン使用開始から半年ほど経ちました。WEB購入でしたので実物を確認できない点が心配でしたが、画像で確認できない細かい部分についても問題のない品質状態でした。
使用開始当初、カード入れが固く普段使いし難い印象を受けましたが、半年ほどで出し入れは問題ないレベルに緩んだと感じます。小銭入れのスライダー周りが傷つきやすいので、気になる方はあて布などの対策を考えた方が良いかもしれません。
実店舗では在庫がありませんでしたが、運よくすぐにWeb店舗で購入できました。当初は傷のつきにくい財布を探していましたが、シェルコードバンの魅力(経年変化)に惹かれ、この財布に決めました。
ブラックを購入しましたが、どんなシーンでも映える深みのある黒でした。革の艶や逞しさは本当に素晴らしく、色のムラもかっこよかったです。この財布とともに日々頑張ろうと思います。
シェルコードバン長財布「スタンフォード」のお手入れに関して。
- 定期的なお手入れは「ブラッシングによる汚れ落としのみ」でOK。
- 艶が失われたとき&毛羽立ちが目立ってきたときは「専用クリーム」を活用。
CORDOVAN素材は、他革素材と大きく異なるのが、「革繊維構造」です。CORDOVAN層と呼ばれる部分だけを抽出した革素材で、革繊維が同じ方向に揃った構造をしているのが特徴なんですね。
ゆえに、汚れ落としをするときには、「コードバンの繊維方向に沿ってブラッシングする」ことがポイントとなります。革繊維方向に対して、直角に強くブラッシングを行ってしまうと、革表面のキズを作ることとなってしまいやすいので。
シェルコードバン長財布「スタンフォード」のお手入れの基本は、”汚れ落とし”のみでいいものと思っています。
CORDOVAN素材は、”油分”が少なくなると、「艶が失われたり」「革繊維の毛羽立ち」が生じることに繋がってしまうのですが、通常、日々適度に財布を使用していれば、手の油分によって、適度に革表面がコーティングされるもの。
日々、財布に触れる機会があれば、油分の付加はもあまり必要ないものです。
ただ、財布を使用する頻度が少なく、革表面の毛羽立ちが目立ってきた時には、「コードバン専用のクリーム(こちらの、コロニル・コードバン専用クリームなど)」を活用するようにしていただければと思います。
CORDOVAN素材は、他革素材と異なる特性を有しているもの。CORDOVAN専用に開発されたお手入れ用クリームを使用しないと、逆に革表面の色ムラなどを引き起こす要因となってしまうこともありますので、ご注意を。
まとめ
コードバンの中でも最高峰に位置づけされる”シェルコードバン”を贅沢にも無双仕様にて仕立てた逸品。希少性の高さもあってか、高級品ながら売り切れ期間が長く、入手困難なアイテムとなっています。
在庫があったときは、貴重な購入機会に。
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