【評判・感想】パティーナ・ラウンドファスナー(長財布）

2019年11月1日ベジタブルタンニンレザー

1 パティーナ・ラウンドファスナー(長財布）｜COCOMEISTER

パティーナ・ラウンドファスナー(長財布）｜COCOMEISTER

●ブランド：COCOMEISTER
●素材：パティーナ
●色彩：ブラック、ナチュラル他

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パティーナ・ラウンドファスナーの感想

”パティーナ・ラウンドファスナー”を実際に手に取って、チェック。「革の目利き」の経験も活かしつつ、素直に感じた”思い・感想”を記してみたいと思います。

パティーナ・ラウンドファスナーの「デザイン」

●スタイル：ラウンドファスナーデザイン長財布
●マチ：ジャバラマチ

革財布として、”スタンダード”であることを追求して創作されたかのような、シンブル仕様＆デザインが魅力の「パティーナ・ラウンドファスナー長財布」です。

革製品に最も多用される革素材が「ベジタブルタンニンレザー（ヌメ革）」。

そんなベジタブルタンニンレザーならではの、”素朴さ”を活かすために、「ブランド・ロゴ」など余分な装飾を一切取り除いたフォルムデザインに魅力を感じます。

パティーナ・ラウンドファスナーの「機能性」

●カードポケット：8か所
●札入れ：2か所
●フリーポケット：2か所
●小銭入れ：1か所

ラウンドファスナーデザインの長財布としては、標準的な収納力を有しています。「カードポケット」「札入れスペース」「フリーポケット」がバランス良く配置。使いやすい長財布となっています。

ベジタブルタンニンレザー（ヌメ革）は、素朴な革風情を残すために、”余分な加工・仕上げ”は施されていません。

それゆえに

水の付着によって、水しみが生じやすい
革表面に汚れが付きやすい
革表面に傷がつきやすい

といった、革本来の特徴がそのまま表れているんですね。

ゆえに、内装のすべてを同じ「ベジタブルタンニンレザー（ヌメ革）」にて仕立ててしまうと、特に、「フリーポケットの内部」が劣化・損傷しやすいものとなってしまいます。

そこで、そうならないための工夫として、パティーナ・ラウンド長財布では、強度のある「シャンタン」をフリーポケットの内部に使用。

汚れやキズが付きにくくするとともに、フリーポケットから中身の出し入れがしやすくする工夫が施されています。

プレーポケットの内側を”ヌメ革”としてしまうと、経年変化に伴って、革同士が「くっ付いてしまう」といった不具合が生じてしまうからです。

細やかな配慮が行き届いていますね。

パティーナ・ラウンドファスナーの「風合い（革風情）」

パティーナ・ラウンド長財布に使用されているベジタブルタンニンレザー「パティーナ｜PATINAT」は、イタリアの名門タナリー・ワルピエ社が創出しています。

”ヌメ革”といっても、タナリーごとに、少しずつ風情や特徴が異なっているもの。

「パティーナ｜PATINAT」は、”優しい素朴さ”が特徴のベシタブルタンニンレザーです。

手に取ったときの、”しっとり”とした肌感覚といいますか、肌に馴染む革の手触り感は、”パティーナ”ならではの魅力のひとつと言えそうです。

パティーナ（PATINAT）の革風情

ベジタブルタンニンレザーは、「原皮の特徴」もそのまま革素材製品として、受け継ぐ・・・そんな特徴があります。

原皮とする以前に付いた「キズ」や「血管痕」。革表面に生じた「シワ模様」などが、そのまま、ベジタブルタンニンレザーの革表情の要素として表れています。

これらの要素は、すべて革素材ならではの風情（革の素材感）として大切な要素なんですよね。

一見均一に見えるかもしれませんが、ひとつひとつの革表情に個性があります。そんな革表情が”パティーナ”の魅力（革風情）なのです。

パティーナ・ラウンド長財布は、「色」によっても特性が大きく異なります。

個性的な「ナチュラルカラー」は、使用していく中で、早々に”飴色”へと変化していきます。艶感が増し、美しい経年変化を見せてくれます。

ただ、「革表面の汚れ」が目立ちやすいのが、”ナチュラルカラー”の弱点となります。

対して、「ナチュラルカラー」と反対の特性を有するのが「ブラック（上写真）」の色合い。

経年変化によって、艶感は増していきますが、”ナチュラルカラー”ほどの経年変化は感じられません。

その代わりに、「革表面の汚れが目立たない」のが”ブラックカラー”の特徴であり、魅力となっています。

個性的な魅力溢れる新色「ダークチェリー」

個人的に、”パティーナ・ラウンド長財布”の新たな魅力を感じさせてくれたのが、新色「ダークチェリー（上写真）」です。

”ナチュラル感”というよりも、「気品」と「高級感」を感じると思いませんか？

ベシダブルタンニンレザーならではの、「しっとりとした革表情」はそのままに、”高貴なイメージ”が感じられるんですよね。

この「気品」を携えた、本物志向の革財布なのにも関わらず、「2万円台の価格」は破格と言えるもの。

いま、一番欲しいと思わせてくれるのが、この「ダークチェリー」色のパティーナ・ラウンド長財布です。

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パティーナ・ラウンドファスナーの評判（口コミ）

実際に、パティーナ・ラウンドファスナーを購入した方の口コミ・評判（購入に至った経緯など）をご紹介したいと思います。財布の購入判断のご参考にしていただければと思います。

シンプルなデザインと柔らかな皮の質感、しっかりとした縫製、内側の皮も同色で汚れなどが目立ち難い点が購入したポイントです。年数が経って風合いが変わっていく様も良いなと思いました。
主人にとっては初めての革製品ですが、本人も気に入ってくれました。財布以外の小物もシリーズで使うのも良さそうです。

以前、主人へブライドルの長財布をプレゼントし、とても品質が良く大満足だったので自分用にも欲しくなり半年ほど前に購入。
色はナチュラルにしようと決めていましたが、その時限定色として出ていたダークチェリーに一目惚れ。ネットでの購入のため色合いは手に取ってみるまで不安があったものの、思った以上に素敵な色合いでとても気に入りました。だんだん手に馴染んできて、これからの変化も楽しみです。

前から気になっていましたが、使用している財布が壊れてしまったので、ついに購入することができました。色はチョコを選びました。
初めての革製品でどんな感じが気になっていましたが、届いてすぐに革の香りがして気分が高揚してしまいました。
使用して2週間ほどたちます。カードを入れる場所はまだ硬さを感じ、出し入れに若干の不自由さを感じますがじきに柔らかくなると思います。
先ほど見たら擦り傷をつけてしまっていたようで、指でこすったのですが簡単に目立たなくなりました。

限定色のダークチェリーは優しい赤みの色合いで女性でも持ちやすいです。金具の色も映えて高級感が出ています。これから先どのような深い色に変化していくのかもとても楽しみです。
表面は凹凸がなくさらっとした手触りなため、鞄の中で物が当たると跡は付きやすいですが、跡が目立つのは最初だけかなという印象です。
使い込んで色が濃くなるにつれ目立たなくなるのかなと感じました。ココマイスターの商品はチャックも滑らかに開け閉めできるし、しっかり開くためとても使い心地がいいです。